横歩取り青野流の実戦!これ負けてるだろ!?

自戦記第14回。

戦型は横歩取り。後手の△3三角戦法に対し青野流で挑んだ将棋です。

△3三角戦法は後手の飛車の引き場所と玉の位置の組み合わせがバリエーション豊富なので、先手としてはそれらの対策が面倒なんですよね。

でも青野流なら後手の対策はともかくこちらの指したい形に誘導できるので、対策を絞るためにも僕は青野流を採用する事が多いです。

			
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最初のチャンスは見送る

対局場所は将棋倶楽部24の11級タブ。僕が先手です。

では早速気になったところを解説していきますね!

 

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1図は先手が▲5八玉として青野流を明示した局面です。

▲5八玉ではなく▲3六飛なら恐らく後手は△2二銀~△8四飛として、将来△2四飛とぶつける将棋になっていたと思います。いや全然根拠は無いんですけど、最近流行してるらしいので多分そうなるのかなーと。

 

1図以下、△2二銀▲3六歩△6二銀▲3七桂△8五飛で2図。

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はい、もうここから未知の世界です(笑)

なぜなら僕の青野流の知識は「▲5八玉として、そのあと▲3六歩~▲3七桂で桂馬の活用を狙って攻める」というかなりアバウトなものしかないからです。というかこれが正解かどうかも怪しい。

もうちょっと勉強しろよ...

 

それに△8五飛ってマジで知らないんですけど。

でも将来▲7七桂と跳ねた時に飛車当たりなので、その筋を狙って攻めていけるかもとイメージはしていました。

 

あ、この記事書いる時に気付いたけど、後手は▲3七桂のあとの▲2五桂(もしくは▲4五桂)を気にしたのかな。

△2二銀としてるので3二の金が浮き駒ですよね。後手は3三の角が動くと飛車で金を素抜かれて終わりです。そうならないように△8五飛として桂跳ねを受けたのでしょう、きっと。

 

2図以下、▲7七桂△2三銀で3図。

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局後検討したところ、3図では▲3三飛成で先手が良かったと思います。

△同金や△同桂は▲8五桂で先手が角得するので△8八飛成ですが、▲2三竜△7八竜▲同銀△2三金▲3二角(参考1図)があります。

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金取りと▲3一飛車の詰めろで先手優勢です。

はい、もちろん実戦はそんな華麗な手順なんて見えてませんでした。見えてたら「局後検討したところ~」なんて表現は使ってないね。

ま、「最初のチャンスは見送る」ってやつさ(笑)

 

・・・

・・・

・・・

そこ、ただの見落としだろとか言わないの!

 

3図以下、▲8五桂△3四銀▲2二歩△8八角成▲同銀△3三桂▲2一歩成で4図。

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と金が出来た先手が有利だと思います。が、このあと色々あって先手玉が超ピンチになります。

 

同じ桂打ちなのに

4図からしばらく進んで5図。僕がよくポカする終盤戦ですね。

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5図の▲3三桂は▲次に2一馬とし、△同金なら▲4一飛~▲4二飛成の即詰みを狙ってます。さすがやるねっ!

 

5図以下、△6五桂で6図。

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「ギャアァァァ!」

しびれました。次に△5七角成とされるとかなり危険です。とりあえずその筋を防ぐために▲6八金として5七の地点を補強するも△7六桂(7図)の追撃が痛い。

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「ぐぼぉぉぇぇぇ!」

なんだよこの桂打ち。僕が3三の地点に打った桂よりも厳しいじゃねーか。マジふざけんなって…ということを画面に向かって愚痴る僕。PC画面を前にしてるからできる事です。対面ならもちろん言わないぞ(笑)

 

7図以下、▲7七銀△6八桂成▲同銀△7八金で8図。

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あぁ、あぁ、やばい。もうパッと見ただけでも詰む状態です。

しかし、諦めるのはまだ早い。なぜなら相手が間違えるかもしれないからです。ふふふ、勝てばよかろうなのだぁぁぁ!

と、淡い期待を抱きながら後手玉に必至を掛ける順を見つけ出し、それを実行に移すことに!

 

その必至の順とは8図で▲4一飛と飛車を打ち込み、△同金▲同桂成△同玉▲3三桂△同角▲同馬(参考2図)というものです。

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詰み手順が長いですが△6八金から先手が詰みます。なんと言いますか…先手がなんとか頑張った感があるでしょ?あれ?そんなこと無い?

まぁこんな感じになって詰まされて投了するのを考えていたのですが、実戦はまったく予想してない結果になりました。

 

8図以下、▲4一飛△同金▲同桂成△同玉▲3三桂△5二玉▲4二金で投了図。

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なんと逆に後手が詰んでしまいました。3四の桂馬の存在を忘れていたのでしょうか?正直かなり驚きました。でも勝ちは勝ちです。やったぜ!

 

反省

序盤のチャンスを見逃すのはまだしも終盤の△6五桂が見えなかったのは問題ですね。こちらが優勢と思っていたのですが、この手で一気に形勢が傾いたように感じました。

いやー、やはり横歩取りはスリリングですね。たとえ優勢でも玉が薄いから最後の最後まで気が抜けないのは心臓バクバクでちょっと疲れます(笑)

あと先手の青野流自体は△3三角戦法に対してかなり有力な対策だと思うので、これからも使っていきたいと思います。やっぱり対策を絞れるのはアマチュアにとってかなりのアドバンテージなので。

ん?青野流の勉強?...ま、そのうちね(苦笑)

(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)


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