4手目3二飛戦法に遭遇!角交換すればよくね?

自戦記第17回。

今回は4手目△3二飛戦法が相手です。

石田流と言えば先手番指すのが普通ですが、後手番でその石田流を目指すのがこの4手目3二飛戦法です。

僕は普段石田流を相手にすることはあまりありません。なので対策の優先度も低く勉強も中途半端。まぁ、中途半端なのはこの戦法だけじゃないんですけど(苦笑)

とまぁ前置きはこの辺にして僕の中途半端っぷりをどーぞ!

			
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石田流なんかに組ませねぇ!

対局場所は将棋倶楽部24の11級タブ。秒読み30秒猶予持ち時間1分の早指し2です。

初手から▲2六歩△3四歩▲7六歩△3二飛で1図。

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2手目に△3二飛とする戦法がありますが、これは初手▲2六歩には使えない戦法です。△3二飛には▲2五歩で先手の飛車先突破を防げず失敗するからです。

なので初手▲2六歩に対して後手は△3二飛を諦めることになるのですが、それでも石田流にこだわるのがこの4手目3二飛戦法です。

 

後手で石田流を目指す手には他に4手目△3五歩がありますが、4手目△3二飛は展開によっては△2二飛として角交換振り飛車に合流する指し方があります。

3五歩型では伸びた歩が角交換振り飛車になった場合負担になるかもしれないので、それを防ぐために4手目に飛車を振るというわけです。かなり欲張った指し方と言えますね。

 

1図以下、▲6八玉△3五歩▲2二角成△同銀▲6五角で2図。

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1図でいきなり角交換もあると思いますが、さすがに居玉は怖いので一度▲6八玉で居玉を解消し、△3五歩を見てから角交換後に▲6五角。

そもそも対策法が良くわかっておらず、「乱戦にすれば何とかなんじゃね?」ということでの採用です。

あと、△3五歩には▲2五歩とすれば通常の後手番早石田に合流します。▲2五歩には△6二玉でしょうか。これも一局です。

 

序盤のミス

2図以下、△5二金左▲8三角成△3六歩▲4八銀△3七歩成▲同銀△5五角で3図。

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ここで▲7七桂として香取りを防ぐのは△3七角成▲同桂△同飛成▲3八飛△同竜▲同金(参考1図)が予想されます。

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先手十分だと思いますが本譜は別の手を選びました。でも本譜の展開になるなら参考1図を選んだほうが良かったですね。

 

3図以下、▲4六銀△9九角成▲7七桂で4図。

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香を取られる代わりに馬を閉じ込めれば馬の働きの差で自然とこちらが良くなると思ったのですが、次の一手をまったく予想していませんでした。

 

4図以下、△8二香▲5六馬△8七香成で5図。

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△8二香には馬を逃げるしかありません。しかし逃げた直後の香成りが痛い。しかも桂取り。マジかよ。

馬の働きの差で勝つつもりが相手の馬の方が働いてるよねこれ。

 

5図以下、▲6六馬△7七成香▲同馬△同馬▲同玉で6図。

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とりあえず馬交換をしたのはいいですが、6図は玉型が不安定・桂損・相手の手番の3つで明らかに先手不利です。

どうやら3図で▲4六銀を選択したのがマズかったようです。もしあなたが同じ局面に遭遇したら指さないように注意してくださいね。

 

駒の損得より攻め!

で、6図からしばらく色々あって7図。

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王手ですが角が取れる局面です。

ここで▲9九玉とすれば後手は△6九桂成と金を取るくらいですが、以下▲7七銀~▲8八飛の飛車の転換や▲3四歩△同銀▲3三歩△同飛▲2二角を狙えば先手指しやすいかと思います。

ちなみに7図で▲7七同銀は△同角成で後手優勢です。

 

はい、事前に玉で角を取る手を紹介しているということは実戦は別の手を指しているということです。

恐らくその手は疑問手だと思います。でも疑問手でも通れば問題ないのが将棋です...よね?

 

7図以下、▲9八玉△8八角成▲同飛△6九桂成▲8一飛成で8図。

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角と金銀の2枚換えで駒損ですが、飛車を早く成り込ませたほうが敵陣攻略につながると思ったのでこの順を選びました。

でもちょっと危ないですね。自玉周辺に守り駒が無いので攻め込まれたら終わりです。そして実際に玉の周辺に相手の駒が迫ってきて危険な状況になりました。

 

終盤は後手を引いてはいけない

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進んで9図はすでに終盤の局面です。先手玉の周辺は後手の駒が密集しています。これが全部自分の駒なら優勢なんですけどね。

 

9図以下、△9五金▲7二角成△同金▲9一竜で10図。

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△9五金が疑問手で、ここは金を見捨てて△8八歩の方が良いと思います。

もし▲9六歩と金を取られても△8九歩成で先手玉は逃げ道が無く、先手は何か駒を渡すと一気に詰む恐れがあるので攻めるのに苦労しそうです。

金を取られる手は怖いですが、逃げると後手を引くことになるので終盤は厳しく攻めるのが重要ですね。

 

9図以下、△4二玉▲4一銀△3二飛▲5二銀成△同玉で詰みとなりました。

△4二玉で△6一角と受けたら先手は▲9五竜と金を取って入玉を目指して十分だと思います。

 

反省

序盤のミスで悪くなったものの、終盤相手がミスしてくれたのでそれで何とか勝てました。

どうも最近相手のミスでの逆転勝ちが多い気がする。勝ちは勝ちなので嬉しいのですが、序盤で悪くなる事が多いのはマズイですね。

でもこれが自分なりの勝ちパターンと言えない事も無いので、あえて序盤の勉強はそこそこにして終盤の強化に集中するというのも面白そうです。

 


(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)


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