【先手中飛車対策】△7三桂型で速攻を狙ってみた

自戦記第25回。

どうも、ふみたんです。すごく久しぶりの更新ですね。

さて、今回の相手は強敵の先手中飛車です。

「先手中飛車?急戦、持久戦、乱戦、隙がないよね」って感じですごく優秀な戦法であり、多くの居飛車党を震え上がらせている恐怖の振り飛車戦法です。(僕だけ?)

その優秀さから初手▲5六歩しか指さない中飛車党や先手番のエース戦法として採用している振り飛車党も多いかと思います。

			
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そんな先手中飛車相手に序盤早々△7三桂と構えて速攻狙いで指してみました。

あまり知られていない中飛車対策なので、定跡を外して力戦模様に持ち込めば何とかなるかなーという理由での採用です。

って何とかなったことなんてあまりないんですけどね。トホホ。

では早速その将棋を見ていきましょーー!

 

△7三桂型で挑む

jisenki-25

 

対局場所は将棋ウォーズの10分切れ負け。相手の方が先手で僕が後手です。

初手から、▲5六歩△8四歩▲7六歩△6二銀▲5八飛△8五歩▲7七角△4二玉▲6八銀△7四歩▲4二玉△7三桂で1図。

2018-09-23a

序盤早々に△7三桂と跳ねた局面です。これが先手中飛車に対する△7三桂型です。

先に桂馬を跳ねておくことで将来△6五桂で相手の角をどかしての飛車先交換や5七の地点に直接駒を打ち込むなどの狙いがあります。

1図では先手の手が広く何を指しても一局としか言えませんが、すぐの▲5七銀は△6五桂で角銀両取りが決まります。

 

1図以下、▲6六歩△6四歩▲5七銀△6五歩で2図。

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先手は▲6六歩として桂跳ねを阻止しますが、こちらは何としてもこの桂馬を捌きたい。

そのための第一歩として△6四歩。△6五歩~△6五桂が実現できれば負けても満足です。ウソです。

先手の▲5七銀には隙ありと見て△6五歩と仕掛けました。△6五歩を▲同歩と取ると△同桂で先ほど紹介した角銀両取りの狙いが決まります。

 

2図以下、▲5六銀、△6六歩、▲7八金で3図。

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△6六歩に▲同角は△8四歩からの飛車先交換がありますが、△5四歩(参考1図)とする手もありそうです。

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▲同歩は△6六角と王手で角を取られてゲームセットです。

しかし、取らずにじっと▲3八玉と自陣に手を入れられると後手は攻め急がされそうな感じ。個人的に薄い陣形で攻め急がされるのは嫌なのでこのような進行は避けたいです。

ただ、条件次第で△5四歩とする筋は成立するので、常に狙っていきたい筋ではあります。実際今回の将棋も△5四歩を決行します。

 

3図以下、△6三銀▲6六角△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8一飛で4図。

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とりあえず飛車先の歩を切って△8一飛と下段に引きました。

△7六飛と横歩を取るのは▲7七金で飛車を捕獲されます。それでも多分互角だと思いますが、さすがにこの陣形で飛車を渡すのは怖すぎです。

 

4図以下、▲7七桂△5四歩▲4五銀△6五歩▲5四銀△同銀▲同歩△6六角▲3八玉で5図

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▲7七桂で先手の角が狭くなったのを見て△5四歩を決行。角の活用を狙っていきます。

対して先手は銀を前線に繰り出してきますが、構わず△6五歩と角取りに歩を打ちました。

角を助けるには▲5七角と引くしかありませんが、これだと先手は飛車角が使いづらくなるので後手が指しやすそうです。

 

そして角取り放置の▲5四銀。これはさすがにやりすぎかと。銀交換後の△6六角で角得です。

先手としては角を取らせた代償として5四まで歩を伸ばしてからのと金作りに勝負を賭けたと思うのですが、△6六角が王手になるのでこの瞬間の▲3八玉が痛いです。

 

▲7七桂でもし▲3八玉として同じ進行になった場合、△6六角が王手じゃないので▲5三歩成とできます。

角を損しての攻めなのでさすがに無理気味ですが本譜よりは良かったと思います。

 

5図以下、△5七歩▲6八飛△4五角▲6六飛△同歩▲6四角△3二玉▲5三歩成△6七歩成で6図。

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お互いにと金を作った局面ですが、手持ちのぴよ将棋では△6七歩成は悪手と判断!なぜなら▲5四銀(参考2図)と角取りに銀を打つ手があるからです。

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ぜ、全然見えてなかった。

角を逃げるとそこで▲4三とからと金で迫られるのが気持ち悪い形。なので△同角と取って角銀交換で落ち着かせます。

これでも後手がまだ良いとのことなんですけど、終盤のこのような手から逆転なんて日常茶飯事なのでたとえ優勢でも油断できないですね。おー怖い怖い。

参考図を避けるためにも△6七歩成では△7八角成と事前に角を逃しつつ、金を取って駒得を主張していた方が良かったです。

 

6図以下、▲7三角成△5八歩成▲4三と△同玉▲5五馬△4九と▲4四銀△4二玉▲4五馬で7図。

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ピヨ将棋に悪手と判断された△6七歩成に先手は▲5四銀ではなく▲7三角成と桂馬を取りにきました。

後手は△5八歩成として2枚目のと金を作り、ひたひたと先手玉に迫っていきます。

そして迎えた7図。ここで先手玉に即詰みがあります。

 

7図以下、△5八飛▲4八桂△3九と▲同玉△2八銀▲3八玉△4九銀▲同玉△3九金(8図)で詰みです。

2018-09-23h

先に△5八飛車と王手しましたが、△4九との王手も即詰みです。

 

結局狙いの△6五桂跳ねは実現しませんでしたが、早い動きを見せることで先手玉が不安定な4八の地点で戦いを起こせたのは良かったと思います。

通常は戦いが起こる前に先手玉は美濃囲いに収まってることが多いので、振り飛車党としては美濃囲い未完成のまま戦いが起こるのは普段囲いに収まっているぶん不慣れなはずです。

そこを叩くのが僕がこの戦法を採用した理由です。別に穴熊目指してボコボコにされたのがトラウマってわけじゃないよ。ホントだよ!

もちろんこちらの玉も中途半端なので手痛い反撃を食らうことはありますが、強敵の先手中飛車相手に贅沢は言ってられないですからね。

リスク覚悟の速攻で先手中飛車を退治しちゃいましょー!


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