将棋は大きく分けて「序盤」、「中盤」、「終盤」と3つの場面があります。
この中で一番重要なのはどれなのだろうか?
今回はそのことについてお話していきます。
よく、将棋は終盤が大事だと言われますよね。
その理由としてよくあるのが、「序盤中盤で有利になっても最終的に相手玉を捕まえることが出来なければ勝てないから」というもの。
確かに、将棋の最終的な目標は相手玉を捕まえることなので、その力が問われる終盤はとても大事です。
それに圧倒的に差をつけられてない限り、多少不利な局面でも終盤の力があれば逆転勝ちすることが可能です。
このようなことから終盤の方が大事だと言われています。
でも、序盤や中盤がボロボロだと、終盤になる前に圧倒的な差をつけられてしまうということだってありえます。
それこそ自慢の終盤力を発揮する前に負けることだって普通にあるわけです。
そう考えると序盤も中盤も無視できないんですよね。
うーん、一体どれが一番大事なのだろうか?
気になって飛車を5筋に振るつもりが四間飛車にするというウッカリをしちゃう今日この頃です(ウソ)
結局全部大事
で、色々と考えたところ、ある1つの結論に達しました。
それがコレ。
「終盤はすごく大事。そして強くなるにつれ序盤中盤も同じくらい大事になってくる。」
というものです。
将棋は相手玉を捕まえないと勝てないので、その力が問われる終盤が大事なのは初心者だろうがプロだろうが同じことです。
たたし、初心者とプロでは根本的な違いがあります。
初心者は終盤で間違えるのが多いのに対し、プロは終盤で間違えることが少ないということです。
なので、初心者同士の場合はどっちかが有利な状態で終盤に突入しても逆転が発生しますが、プロの場合は間違えることが少ないのでそのまま勝負が決まってしまいます。
相手が強くなればなるほど終盤での逆転がしづらくなるので、序盤中盤の段階で差をつけられないようにするか、こっちが有利の状態で終盤に突入しないと勝ちづらくなります。
プロの場合序盤のわずかなリードを保ったまま相手に何もせず勝つということもありますし、なかには詰みまで研究されている順があるので、序盤での差がアマチュア以上に大きな差となります。
つまり、終盤が強いという条件があって初めて序盤や中盤の力が活きてくるのです。
ま、結局のところぜーんぶ大事だということですね!
ちなみに僕の終盤力に関しては実戦で5手詰を見逃し、自玉の詰めろをウッカリするレベルです。
こんな終盤力じゃ序盤中盤良くしてもサクッと逆転されちゃいます。タスケテ(苦笑)
コメント