【将棋の格言】居玉は避けよの意味と実例

将棋には様々な格言があります。

格言によっては「これ本当かよ?」って疑いたくなるようなものもありますが、基本的にこの格言に沿って将棋を指せばなんとかなります。

今回はそんな格言の中から僕的信頼度ナンバーワンの「居玉は避けよ」について紹介します。

			
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居玉は危険だと心得よ!

居玉は避けよ

居玉とは玉が初期配置のままのことで、この格言は「玉を初期配置のまま戦うのは避けろ」と言ってるわけですね。

そもそもなぜ居玉がダメなのかというと、居玉はめちゃ危険だからです。

もう一度言います。

 

居玉はめっっっっちゃ危険です!

 

どれくらい危険かというと、美女が全裸でスラム街を歩くのと同じくらい危険です。(稲中卓球部にそんな例えあったよね)

ね、すごく危険でしょ。襲われる方が悪いと言われても仕方ないレベルです。

 

ん?あ、もしかして、

 

口を押さえながら笑う男

「最初から金銀が近くにあるから安心じゃね?両サイド金だし鉄壁でしょwww」

 

とか思っちゃってます?いやいや、そんなことないからね!

確かに初期配置は金銀が近くにあって見た目安全な感じがします。

わかります。わかりますよ、ええ。僕もそうでしたから。ただね、それでもやっぱり危険なものは危険なんです。

とは言ってもある程度実戦をこなさないとどれくらい危険かイメージしづらいと思うので、僕の実戦から居玉がどれくらい危険かを紹介しますね。

 

居玉だと攻めた時の反動がきつい

居玉は避けよの実例その1

ではこの局面をごらんください。先手が僕です。(便宜上先後逆)

まずお互いの玉の位置に注目してください。

僕はちゃんと格言に従って居玉を避けてるのに対し、後手は居玉で全裸美女状態です。ハァハァ。

ここで相手が玉を移動させてしっかり囲えばほぼ互角になったと思います。しかし実戦はこのまま6筋を中心にドンパチやりあって以下の局面を迎えました。

居玉は避けよの実例その2

僕が相手の飛車の前に香車を打ち、飛車と金の田楽刺しというギガスラッシュ並みの強力な技を放ったところです。

飛車を逃げると金を取られるのが痛いですね。しかも居玉なので金を取られる手が王手になるのがさらに痛いです。

局面はすでに終盤なので、ここで王手をくらって相手に手番を渡すのは激痛です。

 

以下、△5四飛車▲6一香成△同玉▲6五馬△5七銀成とガンガン攻めてきました。

居玉は避けよの実例その3

中央から飛車を攻められて部分的には厳しい攻めですが、こちらの玉は相手の攻めからまだ遠いので仮に飛車を取られてもすぐ危ないということはないです。

居玉は避けよの効果がここで発揮されましたね。ドヤァッ!

 

以下、▲5七同飛車△同飛車成▲6三銀△5一玉▲4三馬と進みました。

居玉は避けよの実例その4

この局面▲6一金と▲5二金の2つの詰みがあり、この2つを同時に防ごうと△5二飛車としても▲6四桂と追撃する手があって先手必勝です。

実戦は図から△8二飛車▲6一金までとなりました。

 

いかがでしたでしょうか?

香車を打った局面から一気に後手玉が詰まされちゃいましたね。

このように居玉だと攻めた時の反動がきつく、一発ボディブローですぐダウンしちゃいます。

 

ちなみに相手が居玉を避けてしっかり囲って同じように進行した場合、以下のような局面が想定されます。

居玉は避けよの実例その6藤井システム炸裂の図

 

△5四飛車と逃げる手が次に△5七銀成の攻めを見ています。それにお互いの飛車の働きに差がありすぎで実戦的に後手が指しやすい局面です。

居玉を避けてさえいれば少なくとも後手は互角の勝負にすることができたので、いかにこの格言が重要かがわかると思います。

 

居玉のままガンガン攻める例外もあるよ

戦いに備え玉を移動させて金銀でがっちり守るというのが将棋の基本です。

しかし将棋に例外はつきもの。場合によっては居玉のまま戦いが始まることもあります。

特に藤井システムという戦法は居玉は避けよを完全に無視して居玉のまま戦いを始めます。

藤井システム発動

藤井システム炸裂の図

先ほど居玉のまま戦うのは「美女が全裸でスラム街を歩くようなもの」と言いましたが、藤井システムはその美女が刀をブンブン振り回すような戦法です。(個人のイメージです)

ただこれはあくまで例外。

居飛車穴熊というめちゃクソ堅い囲いを狙い撃ちにした戦法なのですが、難しすぎるので初心者は無視していい戦法です。

 

実際藤井システムを指しこなすのは有段者でも難しいですし、居玉なのでほんのちょっとのミスが即負けにつながることもしばしばです。

全裸で暴れまわるので銃弾一発が致命傷というわけですね。

どうせ銃弾受けるなら裸よりも防弾チョッキを身にまとっていた方がダメージは低いですし、何よりその方が負けにくい将棋を指すことができます。

 

もしあなたが今まで居玉のまま攻めまくっていたというのなら、今日からちゃんと玉を移動させてしっかり囲うようにしましょう。

きっと勝率アップ間違いなしですので。

ま、居玉で攻めるのも楽しいっちゃ楽しいんですけどね(笑)

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