今回は棋風についてちょっと考えてみたいと思います。
棋風とは「その人の指し手の特徴」のことを言います。例えば同じ局面があった場合、A君は攻めの手を選ぶけどB君は受けの手を選ぶといった感じです。
ちなみにウィキペディアでは以下のように紹介されていました。
棋風(きふう)とは、将棋や囲碁、チェスなどのボードゲームにおけるその人の着手の特徴のことである。
僕はこの棋風を対局中に意識することはほとんどないのですが、戦法選びの時にある程度意識することがあります。
僕は基本的に序盤はなるべく穏便に指したいんですね。乱戦を避けて十分に囲ってから戦いを始めるタイプです。
なので、扱う戦法も基本的にそのような展開になることの多い戦法を選んでいます。
中飛車とか、中飛車とか、中飛車とかwwww
あ、たまに四間飛車も指すよ。
まぁ、わかりやすく言うと振り飛車ですね。
振り飛車は居飛車に比べ玉をしっかりと囲いやすいので、囲ってから開戦するという僕の棋風にぴったりの戦法なんです。
自分の棋風通りに指せるということは自分の得意な形で指せると言っても過言ではないはず!
というわけで自分の棋風を知っていればその棋風に合う戦法を選ぶのに役立つので、とりあえず知っておいて損はないと僕は思うわけです。
棋風を知る方法
で、「どのようにして棋風を知るのか?」なんですが、これは何度も指してみないとわかりません。
何度も指すうちに自分の考えや迷ったときに指す手の傾向が少しずつわかるようになってきます。
棋風はその人の性格にも影響する部分があるので、穏やかな性格の人は指し手も穏やかな手を選ぶことがありますが、将棋では性格が豹変するという人もいます。
逆に普段は派手で目立ちたがりな性格でも、将棋はじっくりと厚みを築いてゆっくり着実にポイントを上げていくタイプもいます。
これを知るには何度も指してその将棋を振り返るのが一番です。自分で判断がつかないなら人に聞いてみるのも良いですね。新たな発見があるかもしれません。
ちなみに僕は最初攻め将棋だと思っていたのですが、相手が攻めてきた場合はとりあえずじっくり受けることの方が多いようです。
ただ、受けるのが下手くそなのかいつの間にか自玉が危うくなり、半ばヤケクソで攻め合いに活路を見出すことが多いです。
あれ?受けなの?攻めなの?
自分でも棋風が良くわかってないみたいです。
とりあえず「バランス型」ということにでもしておきましょう(苦笑)
コメント