将棋上達法には色々あるけど、棋譜並べって上達に効果あるのでしょうか?
あまりやったことないので確かなことは言えないけど、「初心者や初段を目指すくらいの人であれば無理してやる必要ないのでは?」って思っちゃいます。
手筋を知っていれば効果が高い
いや、正確に言うと効果はあると思いますよ。ただ、棋譜並べだけだとその上達の速度はゆっくりだと思うんです。
それよりも手筋や囲い崩しを覚えたほうがいいと思うんだよね。棋譜並べはそれらをある程度こなした上でやれば効果あるのかなーと。
つまり、最低限の将棋の知識が必要ということ。
ちょっと英語の勉強で例えてみますね。(英語は全然わかんないけど 笑)
手筋や囲い崩しの問題を解くのは単語を覚え、棋譜並べは英文を読む部分だと思うんです。
単語を何一つ知らないまま英文を読もうとしても全然読めなくて意味不明です。
でもある程度単語の意味を知っていたらその英文を読むことが出来ますし、わからない単語があっても前後の単語の組み合わせからある程度意味を推測することが出来ます。
棋譜並べもこんな感じだと思うんです。
並べる棋譜にもよりますが、手筋や定跡を知っていればその棋譜から学ぶことはより多くなり、わからない部分があっても自分で調べて検証することもできるはずです。
それが出来て初めて棋譜並べは効果を発揮すると僕は思います。
手筋や定跡をまずは優先
ちなみに僕が考える棋譜ならべをやって上達を実感できるであろう目安はこれ。
「うおぉぉ、こんな手が!」
みたいな事を言いながら並べるようになれば棋力もアップしてるかと。
そもそも手の意味をある程度知っていないとこんな発言できないですからね。
強くなればなるほどこういう発言が増えるんでしょうね、将棋って^^
はい、結論!
棋譜並べで効果的に上達を狙うのであれば、まず先に基本的な定跡や手筋を覚えることに専念したほうが良い。
その後に自分がよく指す戦法や好きな棋士の棋譜を並べる。
以上が僕なりの考えです。
というわけで僕は棋譜並べはとりあえず置いといて、まずは基本的な手筋を覚えるために、手筋本をコツコツ解いていこうかと思います。
それに飽きたら棋譜並べでもして、「おぉぉ、こんな手が!」って言えるか検証します(笑)
追記
現在では棋譜並べに対する認識は変わり、僕の将棋の勉強法の中でほぼ必須になってます。定跡も重要ですが、どちらか一方だけしかやらないというのであれば棋譜並べを選択するほどです。
詳しくは「高速棋譜並べ再開した結果…これ必須の勉強法だろ!」で紹介しています。
この記事で言ってること否定してる(笑)
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