いつもはネットでしか将棋を指さない僕ですが、盤を挟んで実際に人を前にして指すのも将棋の醍醐味の一つですよね!
いつかはリアルの場で指したいと思っていたので、
「沖縄で将棋が指せる場所ないかなーー」
と、探したところあるじゃないですか、沖縄で将棋を指せる場所が!
よし、こりゃー行くしかねーぜ!
というわけで自宅から一番近い(であろう)将棋道場へ行ってきました!
僕が行ったのは「牧氏駅前将棋クラブ」という将棋道場。
場所は沖縄都市モノレール牧氏駅前にあるビルの3階。
名前の通り本当に牧志駅前にあります。駅から徒歩30秒くらいでしょうか。看板もあるので辺りをキョロキョロすればすぐ見つかります。
場所が一応観光地なのでキョロキョロして観光客ごっこで楽しむのもありかもしれません。僕はしませんでしたけど。
ちなみにビルの2階はカレー屋さんです。
「うまいけど、もう食えねーって!」
とツッコミを入れたくなるくらい美味しくて大きなナンが出てきます。
それでいて店員さんがおかわりを勧めてくるので、それに乗っかっちゃうと本当にお腹パンパンになります(笑)
って話がそれちゃいましたね、そう将棋です将棋!
カレー屋は華麗にスルーして3階へ行き、ドキドキと高鳴る鼓動を感じながらドアを開けました。
時間が平日の14時頃だったということも影響しているのでしょうか、人がいないんですよね。というより、部屋の電気すら付いてないんですよ。
「うーん、もしかして来る時間帯間違えたか?」
なんて思っていたら奥の部屋から「パチン!」という駒音とおじさん同士の会話が聞こえてくるじゃないですか!
人いるーーーっ!!そして将棋指してるーー!
ちょっとテンション落ち気味でしたが、その瞬間一気にテンションアップ。
靴をスリッパに履き替えて奥の部屋へと進むと、そこにはおじさん二人が「アイヤー」などと言いながら将棋を指していました。
とりあえず簡単な自己紹介と初めて来たということを話し、二人の将棋が終わるまで側で座って待つことに。
で、待つこと数分。対局が終わり、半袖短パンという超ラフな格好をしたおじさんと僕の対局が始まりました。
戦型は矢倉の急戦系。僕の好きな戦型です。
僕が棒銀で相手の2筋を攻める姿勢を見せたところ、すでに2筋が受からず一方的に飛車をなり込まれる展開を悲観したのか、駒が本格的にぶつかる前に相手の方が投了しました。
実は事前に棋力を尋ねられ、将棋倶楽部24で11級くらいというのを伝えていたのですが、どうやら24での11級のレベルをあまり認識していなかったそう。
11級と聞いて僕が初心者レベルだと思っていたそうです。
そしてそのおじさんが言うには僕の棋力は道場三段くらいはあるとのこと。
「え、マジすか!」
まぁ、リップサービスの部分もあるかもしれませんが、そう言われるのは素直に嬉しかったですね。
ただ2局目以降はなかなか勝たせてもらえず、結局そのおじさんとの対局は負け越し。多分2勝3敗くらいだったよーな気がします。
そして次の対局相手は僕の対局中に来た違うおじさん。
戦型は相横歩取り。僕が相手の横歩を取って相横歩取りに誘導されました。
結果から言うと逆転負け。
終盤近くまでこちらが優勢に指していたのですが、ちょっとヌルい手を指した瞬間一気に形勢が入れ替わってしまいました。
感想戦で「ここではこう指されたら厳しかった」と指摘された時は悔しかったですが、互いにあーだこーだ言うのは楽しい時間でした。
こんな感じでひたすら将棋を指していたらいつのまにか時計の針は20時。
14時頃に来たので6時間近くぶっ続けで指していたことになります。
いやー、ちょっと熱くなり過ぎちゃいましたね。さすがに疲れもあったのでここらで帰ることに。
対局してくれたおじさん達、どうもありがとうございました!
そうそう、今回改めて気づいたことがあります。
それは、「ほとんど定跡通りになることはなかった」ということです。
まぁ、僕自身あまり定跡を知らないので定跡型になったとしてもそれを知る由もないのですが(笑)
ただ、実際ほとんどの将棋が終盤で形勢の入れ替わりがあったので、やっぱり普段の勉強は終盤メインの方が良いかもしれないと感じました。
今回は牧志駅前将棋クラブに行きましたが、沖縄で将棋が指せる場所はまだまだあるとのことです。
近いうちまた別のところにでもお邪魔しようかな。
ではでは、今回はこの辺で!またねーー!
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