【沖縄で将棋が指せる場所】首里公民館将棋クラブ行ってみた!その1

道場・クラブ

今回も前回に続き、沖縄で将棋が指せる場所についての記事です。

ネット将棋もいいけど、盤を挟んで指すことでしか味わえない快感も将棋の醍醐味の一つです。

その快感を味わいにまたお邪魔してきました!

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首里公民館将棋クラブ

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今回僕がお邪魔したのは首里公民館将棋クラブです。

那覇市首里にある公民館内で活動している将棋サークルで、現在のところ毎週月曜日の18時から20時30分まで児童室で活動しています。(休館日はお休み)

 

18時開始ということなのでその時間に合わせて行ったのですが、18時過ぎになってもまだやっていませんでした。

事務所にいたおじさんいわく、

「あれ?いつもはとっくに始まってるんだけどなぁ。早いときは17時30分くらいから人いますよ。珍しいなぁ。」

とのこと。

まぁ、僕が行ったとき天気がかなり悪く渋滞もしていたのでその影響だと思います。

 

せっかく来たしそのまま帰るのもなんかもったいない感じがしたので、とりあえず公民館内にある図書館へ移動。

そこでしばらく時間を潰していたら、

「将棋サークルの方来ましたよー。児童室へ移動してください」

といった感じのアナウンスがあったので会場である児童室へ移動することに。

 

アナウンスまでしてわざわざ知らせてくれるなんて本当親切ですね。

アナウンスが無ければ本を読んでそのまま帰っていたかもしれません。

将棋には「局面を読む」なんて表現がありますが、同じ「読む」にしても意味が違いますからね。

ふう、危ない危ない。

 

おじさんの振り飛車に完敗

で、児童室へ移動してみるとすでにおじさんが二人おり、机と椅子を「うんしょ、うんしょ」と並べて準備をしていました。

簡単にあいさつを済ませて僕も準備を手伝ったところで、「では、早速指しますか?」といきなり対局を申し込まれました。

おいおい、ちょっと心の準備が…と思いつつも「はい!おねがいします!」と返事して対局開始。

 

聞いたところによると相手のおじさんは棋力四段とのこと。

げっ、マジかよ。絶対強いってこの人。

まぁ、強い人相手なら負けて元々だよね、思い切り指そう!

 

そう張り切ったのはいいものの序盤で形勢を悪くしてしまい、あとはそのまま一方的に押し切られて投了。

2局やって2局ともいいところ無く負けました。

 

一応簡単にどんな将棋だったかを説明しますと、2局とも僕が居飛車でおじさんが振り飛車の対抗型です。(1局目は三間飛車、2局目は中飛車)

ここ最近気になっていたコンピュータが対振り飛車によく用いる「銀冠穴熊」を採用したのですが、1局目は穴熊に組む前に振り飛車の角道を活かした攻めを防ぎきれず完敗。

2局目は序盤早々角桂交換の駒損をしてしまい、その時点でもう投了したい気分。一応銀冠穴熊を完成させましたが所詮悪あがき。

結局、馬を2枚作られるわ飛車は成り込まれるわで収集つかなくなり投了。

 

「ちょ、手合違いすぎんじゃねッ!?」

 

というのが最初の感想ですね(笑)

おじさんもそのように感じたのか、「あの人とならいい勝負するはずだよ」と言い、席をその人に譲って別の席へ移動してしまいました。

おじさんは何も悪くないです。悪くないんですけど、正直めっちゃ悔しかったですね。あと何か変な気を使わせてしまったようで、それもまた悔しかったです。

 

「この悔しさ、晴らさでおくべきか。。。」

 

つーわけで二人目のおじさんにその悔しさをぶつけてスッキリしよう!(すげー嫌なやつww)

 

やっとスッキリ!

二人目のおじさんは力戦志向の人でした。

居飛車と思いきや中飛車にしたり両方の金が左右に広がるなど、もうよくわかんない駒組みです。

わかんない時は玉を固めて無難に過ごすのが僕の棋風。

せっせと玉を移動しお城を構築していたら、おじさん囲いもそこそこに仕掛けてきました。というより囲ってないでしょそれって感じです(苦笑)

 

ただ、その攻めははっきり言って時期尚早。

おじさんの金が浮き駒になった隙をつき、角交換後に飛車金両取りに当てました。

おじさんは飛車を逃げましたが、こちらは金をボロッと取りつつ馬まで作って優勢の局面。

そこからはこちらが優勢を維持したまま一方的に寄せ切ることができました。

 

というわけでとりあえず悔しさを晴らすことに成功。1勝もできずに帰るのはゴメンですからね。

何とか勝ててよかったです。

 

しかし、そのおじさんも先ほどのおじさん同様に手合違いだと感じたのか、

「いやぁ、強いですね、僕よりも別の人がいいと思いますよ」

的な言葉を残して別の席へ移動してしまいました。

 

あれれれれ?また移動しちゃったよ。

しかも今度はこちらが強いと感じての移動。先ほどのおじさんとは逆です。(それはそれで嬉しいけどね)

まぁ、3局連続で指してちょっと休憩したい気分もあったので、隣の対局を眺めながらしばらく休憩してました。

 

となりの対局が寄せ損なったりして何度目かの終盤に差し掛かったあたりでしょうか。

地元の男子高校生が僕の前に座り一言。

 

「対局お願いできますか?」

 

おいおい、高校生じゃねぇかよ。

絶対強いに決まってるって。

ボコボコにされちゃうよどうしよう。

 

これは僕だけじゃないと思うんですけど、なんとなく高校生って強いイメージがしませんか?

実際やってみないとわからないですが、学生服つけてるとなぜか強く見えてしまうのです(笑)

 

そんな感じで勝負する前からメンタル的にダメダメな僕ですが、返事はもちろん

 

「お願いします!」

 

心は弱気でも態度は積極的なのが僕の良いところ(断れない性格とか言わないでww)

 

おじさん二人を相手にしたと思ったら、次の相手は若さほとばしる高校生!

勝負の行方はいったいどうなるのかぁぁぁ!?

というわけで次回へ続きます。

⇒【沖縄で将棋が指せる場所】首里公民館将棋クラブ行ってみた!その2

※おじさん二人との対局は具体的にどんな手順だったのか覚えていませんでしたが、高校生との対局はある程度覚えているので、次回は局面図も交えて紹介したいと思います。

 

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