僕が実践している効果的な詰将棋の解き方を紹介します。
これであなたの終盤力はメキメキと上達するかも!?
直感的に手が浮かぶのが重要
アマチュアの将棋のほとんどが30分以内で終わるような短時間の将棋です。
終盤になるにつれ時間がなくなり、ちょっと考えただけでもう秒読み突入しちゃいますよね。
そして秒に追われる状況下ではつい悪手を指してしまいがちです。
これは誰しもが経験したことあるのではないでしょうか?
このような時間の短い将棋で勝つ場合、直感的に手が浮かぶことがすごく重要です。
プロの場合は持ち時間が数時間とあるので一つの局面でじっくり考えることが可能ですが、僕らのようなアマチュアは10分も考えると長考です。
なので、「考えればわかる」よりも「直感的に手が浮かぶ」の方が重要なんですね。
直感的に手が浮かべば考える時間を省くことが出来るので、時間に追われて悪手を指すというリスクを減らすことが出来ます。
また、相手よりも短い消費時間で指すことができれば、それだけで相手にプレッシャーを与えることが出来ます。
以上のことからアマチュアが将棋で勝つには、持ち時間が短いという条件で有利になるように日頃から訓練することが大事なんですね。
特に終盤に関しては序中盤よりも勝敗に影響することが多いので、局面を見た瞬間詰め手筋が浮かぶようになるとそれだけでグッと勝率がアップします。
直感的に手が浮かぶ詰将棋の解き方
直感的に手が浮かぶようになるということは、考えなくても答えが導き出せるということです。
掛け算九九ありますよね。「ににんがし」「にごじゅう」ってやつです。
これって頭の中で計算していませんよね。覚えたことがスラスラと出てくるかと思います。直感的に手が浮かぶというのはこれと同じです。
つまり、ほとんど覚えている状態です。
この九九のようにスラスラと浮かぶレベルに達する方法はたった一つ。
簡単な詰将棋を繰り返し解けばいいのです!
あまり難しくない短手数(5手詰めくらい)の詰将棋の本を一冊用意し、それをひたすら解きまくるのです。
それこそパッと見で答えが浮かぶくらいまでやりこみます。
そしてある程度慣れてきたら、今度は本を逆さにして詰まされる側の立場になって解きます。
これは自玉の詰めろを見極める訓練にもなるので非常におすすめです。
やってみるとわかりますが、問題を逆さにするだけで急に解けなくなることが普通にあります。
これももちろんパッと見で解けるようになるまでやり込みます。
次の詰将棋本に移るのはこれらをやり遂げてからで十分ですので、まずはひたすら同じ詰将棋の本を解きまくりましょう。
ちなみにこの方法は詰将棋だけでなく、次の一手のような序中盤の手筋の問題集でも使える方法です。
とにかく量を意識してテンポ良くスラスラと解いていくのがポイントですよ。
是非お試しあれ^^
コメント